天皇賞(秋)回顧:エイシンフラッシュを買えた理由



個人的に秋天は一年で一番テンションの上がるレース。
しかも今年はJCを見据えた鉄砲組と,叩き2戦組,素質のある3歳馬と
レベルが拮抗した有力馬が多数そろったことで
大きな盛り上がりをみせていました(自分の中で 笑)。


エイシンフラッシュ単勝16.6倍×10,000円=約16万円)


いろんなところで「ずっと買い続けていた人だけ的中できる宗教馬券」的な
扱いを受けていますが,個人的にそういうことはまったくなく
自信を持って本命に印を打てました。
理由は,やはり調教。
追い切りは毎回よく走る(そして期待を裏切る),
馬体も雄大で非常に見栄えがよい(そして期待を裏切る)
をくり返していましたが,2週続けてM.デムーロが追い切りに騎乗。


タイムは(netkeiba参照)
CW(重)81.4-65.8-50.5-36.7-11.8 。
(外ローマンレジェンド馬也を6Fで0秒6追走1F併せで0秒4先着)


府中の芝1600m〜のレースを買う時に個人的に指標にしているのが
Wコースの追い切りで残り3Fが36秒台かどうか。
今年の天皇賞では,エイシンフラッシュのみ該当していました。
パッと思いつくところだと過去には昨年の安田記念
本命に推して勝ったリアルインパクト
南Wで52.4-36.9-12.6と,3F36秒切りでした。


加えるならば
シルポートが大逃げ,昨年は鬼のハイペースを先団グループで
追走して他の馬は総崩れしたにも関わらず0.7秒差の6着と強い内容だった,
・1800m→2000mの距離延長はプラス,
・叩き2戦目の勝負気配,


と買えるは充分にありました。
(M.デムーロの好騎乗もありましたし)


府中向きの大跳び走法のルーラーシップは+18kgとJCへ向けて余裕残し
(その割に最速タイの上がり33.1の脚にはびびりました)
カレンブラックヒルは外枠で割り引き
フェノーメノは内枠,斤量↓,東京得意,と条件がそろうも
追い切りが南W:81.7-66.1-51.9-38.2-12.7 とイマイチ買いたくない。
(なので今年は荒れると踏んでルーラーとフェノーメノ
馬券の買い目からはずしました……ゴーン)


以上,結果的に単勝しか的中できませんでしたが
簡単に僕なりのエイシンフラッシュを買えた理由の備忘録でした。


【結論】
Wコースの追い切りで3Fが36秒台〜12秒前半でまとめられる馬は
激走の予感。