狂気の秋天
1分56秒1……日本レコード決着。
(ちなみに世界レコードはチリで行なわれたGⅠでクリスタルパレスという
牝馬が出した1分55秒2だそうです)
大逃げ宣言をしていたシルポートですが
スタートするや否や,
レースを破壊するかのような爆走。
1000mを56.5秒というカルストンライトオばりの
スプリントっぷりを見せつけ後続馬を軒並みなぎ倒す。
場内からも大きなどよめき。
我が本命エイシンフラッシュは三番手。
・・・・あかんがや。
最後の直線を向き,エイシンフラッシュがグイッと前に抜け出すも
やはりサイレンススズカ・ペースで走らされた差し馬は
ここが限界と後続馬に次々と交わされてしまいます。。。
144回目の天皇賞を戴冠したのはトーセンジョーダン。
N.ピンナ騎手にはうれしい日本の重賞&GⅠ制覇となりました。
前日の予想で,シルポートに関して
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シルポートが大逃げ宣言をしているので
宝塚記念のような淀みない流れになる可能性大。
シンボリクリスエスが大外枠から勝った時は
1000mが56秒台という激流ハイペースでしたが
似た様な流れになるなら〜
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と書いておりましたが,
まさかここまでの狂った激流になるとは
まったく読めませんでした。。。。
ただ終始3番手で先団を追走して0.7秒差の6着に粘り込んだ
エイシンフラッシュは負けて強しの内容。
対抗に推したペルーサですが,出遅れることなく
(今回は出遅れてもいいとは思ってました)
ゲートを出ましたが,ノリさんがわざと下げる好騎乗。
後方からレースを進めていきました。
(LiFE with horse race.のあめすぴさんが
「ノリさんに乗り替わってからは出遅れていない」
という興味深い指摘も。。。)
展開が向き,騎手の好騎乗もあり,
それでも勝ちきれないということは,
なかなかの業を背負った馬ですね。。。ペルーサというのは。
勝ち馬のトーセンジョーダン,2着のダークシャドウに関しては
展開の恩恵をバリバリ受けまくった上での1着&2着だという感覚なので
今後のレースでも積極的には狙いません。
レコード決着した激走のあとの反動も怖いですし。。。
馬券はすべてエイシンフラッシュからの漢(ヲトコ)らしい?買い方を
しましたので見事なまでの惨敗。
トーセンもダークシャドウも紐で買ってましたが
抑えの三連複のみ対抗のペルーサ軸(もしくはボックス)で
買っていても良かったですね。。。
すべてたらればの言い訳になってしまうんですけどねえ。。。
また馬券構築の奥深い部分を垣間見た気分でした。